『クロサギ』 全20巻
「1千万円の出資で1億円の融資が受けられる」という言葉に乗せられ、財団法人理事長を名乗る新川に金を振り込んだ会社社長・丹羽里子。だが1億円の手形の決済日を前に、その財団事務所は丸ごと消滅!当然、手形は不渡りとなり、丹羽の会社はがけっぷちに立たされてしまう。ついには自殺まで考えた丹羽の前に、「職業、詐欺師!!」と言い放つ青年・黒崎が現れて…
コメント:詐欺師を騙すというある種の義賊的な人物の物語。詐欺師の見事な騙しの手口や、知能犯同士の化かしあいなどに見どころがあります。2006年にはテレビドラマに、2008年には映画にもなっていました。また、本シリーズ完結後に続編となる二つのシリーズも発表されています。