『焼きたて!!ジャぱん』 全26巻完結
もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山が、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する
コメント:週刊少年サンデーで連載されていた『焼きたて!!ジャぱん』全巻26巻の表紙一覧です。比較的シリアスなグルメマンガとして始まった本作。回を追うごとに荒唐無稽さを増してゆき、最終的には大暴走してダルシムになってEND(でも表紙はまとも)という、何を言ってるのかわからねーと思うが状態に陥った稀有なマンガ。サンデーの闇が垣間見えるという点でも参考になります。